• "グループホーム"(/)
ツイート シェア
  1. 山梨県議会 2019-02-01
    平成31年2月定例会(第6号) 本文


    取得元: 山梨県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 平成31年2月定例会(第6号) 本文 2019-03-15 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 77 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯議長河西敏郎君) 2 ◯議長河西敏郎君) 3 ◯議長河西敏郎君) 4 ◯議長河西敏郎君) 5 ◯議長河西敏郎君) 6 ◯議長河西敏郎君) 7 ◯議長河西敏郎君) 8 ◯知事長崎幸太郎君) 9 ◯議長河西敏郎君) 10 ◯議長河西敏郎君) 11 ◯議長河西敏郎君) 12 ◯議長河西敏郎君) 13 ◯議長河西敏郎君) 14 ◯議長河西敏郎君) 15 ◯議長河西敏郎君) 16 ◯議長河西敏郎君) 17 ◯議長河西敏郎君) 18 ◯総務委員長水岸富美男君) 19 ◯議長河西敏郎君) 20 ◯教育厚生委員長桜本広樹君) 21 ◯議長河西敏郎君) 22 ◯農政産業観光委員長(永井 学君) 23 ◯議長河西敏郎君) 24 ◯土木森林環境委員長大柴邦彦君) 25 ◯議長河西敏郎君) 26 ◯議長河西敏郎君) 27 ◯小越智子君 28 ◯議長河西敏郎君) 29 ◯渡辺英機君 30 ◯議長河西敏郎君) 31 ◯議長河西敏郎君) 32 ◯議長河西敏郎君) 33 ◯議長河西敏郎君) 34 ◯議長河西敏郎君) 35 ◯知事長崎幸太郎君) 36 ◯議長河西敏郎君) 37 ◯議長河西敏郎君) 38 ◯議長河西敏郎君) 39 ◯議長河西敏郎君) 40 ◯知事長崎幸太郎君) 41 ◯議長河西敏郎君) 42 ◯議長河西敏郎君) 43 ◯議長河西敏郎君) 44 ◯議長河西敏郎君) 45 ◯知事長崎幸太郎君) 46 ◯議長河西敏郎君) 47 ◯議長河西敏郎君) 48 ◯議長河西敏郎君) 49 ◯議長河西敏郎君) 50 ◯鈴木幹夫君 51 ◯議長河西敏郎君) 52 ◯議長河西敏郎君) 53 ◯議長河西敏郎君) 54 ◯議長河西敏郎君) 55 ◯皆川 巖君 56 ◯議長河西敏郎君) 57 ◯議長河西敏郎君) 58 ◯小越智子君 59 ◯議長河西敏郎君) 60 ◯臼井成夫君 61 ◯議長河西敏郎君) 62 ◯議長河西敏郎君) 63 ◯議長河西敏郎君) 64 ◯浅川力三君 65 ◯議長河西敏郎君) 66 ◯議長河西敏郎君) 67 ◯議長河西敏郎君) 68 ◯議長河西敏郎君) 69 ◯議長河西敏郎君) 70 ◯議長河西敏郎君) 71 ◯議長河西敏郎君) 72 ◯中村正則君 73 ◯議長河西敏郎君) 74 ◯知事長崎幸太郎君) 75 ◯議長河西敏郎君) 76 ◯事務局長(笹本 稔君) 77 ◯議長河西敏郎君) ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長河西敏郎君)これより本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。  日程第一、諸般の報告をいたします。  監査委員から、地方自治法第二百三十五条の二第三項の規定に基づき、例月現金出納検査結果の報告がお手元に配付のとおりありました。       ─────────────────────────────────────── 梨監第千八十四号 平成三十一年三月十一日    山梨県議会議長  河 西 敏 郎 殿                              山梨県監査委員   佐  藤  佳  臣                              同         小  泉  久  司                              同         山  田  一  功                              同         杉  山     肇              例月現金出納検査の結果について(報告)  このことについて、地方自治法第二百三十五条の二第一項の規定に基づき、平成三十一年一月分例月現金出納検査を平成三十一年二月二十八日に実施しました。  その結果は次のとおりですので、同法同条第三項の規定により報告します。  一般会計、特別会計、公営企業会計及び基金に係る平成三十一年一月分現金出納状況は、別添歳入歳出計算書、試算表及び基金に属する現金保管状況調書のとおり、概ね適正に処理されていたことを認めます。       ─────────────────────────────────────── 2 ◯議長河西敏郎君)次に、監査委員から、地方自治法第百九十九条第九項の規定に基づき、監査結果の報告がありました。その内容は、お手元に配付の山梨県公報登載のとおりであります。       ─────────────────────────────────────── 梨監第千四十号
    平成三十一年三月十一日    山梨県議会議長  河 西 敏 郎 殿                              山梨県監査委員   佐  藤  佳  臣                              同         小  泉  久  司                              同         山  田  一  功                              同         杉  山     肇              監査の結果に関する報告  地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第百九十九条の規定に基づき執行した監査の結果に関する報告を、同条第九項の規定により提出する。       ─────────────────────────────────────── 3 ◯議長河西敏郎君)次に、会議規則第七十六条の規定に基づき、各常任委員長から、第一号議案ないし第六十二号議案にかかわる審査の結果について、お手元に配付の委員会報告書のとおり提出がありました。       ───────────────────────────────────────               総 務 委 員 会 報 告 書  本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。                記 ┌───────┬───────────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │         件             名           │審査の結果│ ├───────┼───────────────────────────────────┼─────┤ │       │                                   │     │ │ 第 一 号 │山梨県行政機関等の設置に関する条例等中改正の件            │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第 二 号 │山梨県の事務処理の特例に関する条例中改正の件             │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第 三 号 │山梨県職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及び山梨県学校職員の勤務│     │ │       │                                   │     │ │       │時間等に関する条例中改正の件                     │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第 七 号 │山梨県市町村振興資金条例中改正の件                  │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第十四号  │山梨県立県民文化ホール設置及び管理条例等中改正の件          │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第十五号  │山梨県立リニア見学センター設置及び管理条例中改正の件         │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第十六号  │山梨県行政財産使用料条例中改正の件                  │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第二十四号 │山梨県運転適性検査手数料条例中改正の件                │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第二十六号 │平成三十一年度山梨県一般会計予算第一条第一項歳入歳出予算の総額、同条第│     │ │       │                                   │     │ │       │二項歳入各款及び歳出中総務委員会関係のもの、第二条継続費、第三条債務負│     │ │       │                                   │     │ │       │担行為中総務委員会関係のもの、第四条地方債、第五条一時借入金並びに第六│     │ │       │                                   │     │ │       │条歳出予算の流用                           │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第二十八号 │平成三十一年度山梨県災害救助基金特別会計予算             │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第三十一号 │平成三十一年度山梨県市町村振興資金特別会計予算            │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第三十二号 │平成三十一年度山梨県県税証紙特別会計予算               │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第三十三号 │平成三十一年度山梨県集中管理特別会計予算               │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第三十七号 │平成三十一年度山梨県公債管理特別会計予算               │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第四十九号 │公立大学法人山梨県立大学が徴収する料金の上限の変更の認可の件     │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第五十一号 │平成三十年度山梨県一般会計補正予算第一条第一項歳入歳出予算の補正額及び│     │ │       │                                   │     │ │       │歳入歳出予算の総額、同条第二項歳入各款及び歳出中総務委員会関係のもの、│     │ │       │                                   │     │ │       │第三条繰越明許費の補正中総務委員会関係のもの、第四条債務負担行為の補正│     │ │       │                                   │     │ │       │中総務委員会関係のもの並びに第五条地方債の補正            │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第五十四号 │平成三十年度山梨県市町村振興資金特別会計補正予算           │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第五十五号 │平成三十年度山梨県県税証紙特別会計補正予算              │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第五十六号 │平成三十年度山梨県集中管理特別会計補正予算              │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第五十九号 │平成三十年度山梨県公債管理特別会計補正予算              │ 可 決 │ │       │                                   │     │ └───────┴───────────────────────────────────┴─────┘   平成三十一年三月十二日                                 総務委員長  水  岸  富美男     山梨県議会議長  河  西  敏  郎  殿       ───────────────────────────────────────               教 育 厚 生 委 員 会 報 告 書  本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。                記 ┌───────┬───────────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │         件             名           │審査の結果│ ├───────┼───────────────────────────────────┼─────┤ │       │                                   │     │ │ 第 五 号 │山梨県手数料条例中改正の件                      │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第 八 号 │山梨県民生委員定数条例中改正の件                   │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第 九 号 │山梨県児童福祉施設に関する基準を定める条例中改正の件         │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第 十 号 │山梨県立育精福祉センター設置及び管理条例中改正の件          │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第十七号  │山梨県衛生環境研究所手数料条例等中改正の件              │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第二十三号 │山梨県立青少年センター設置及び管理条例等中改正の件          │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第二十六号 │平成三十一年度山梨県一般会計予算第一条第二項歳出中教育厚生委員会関係の│     │ │       │                                   │     │ │       │もの及び第三条債務負担行為中教育厚生委員会関係のもの         │ 可 決 │ │       │                                   │     │
    │ 第二十九号 │平成三十一年度山梨県母子父子寡婦福祉資金特別会計予算         │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第三十八号 │平成三十一年度山梨県国民健康保険特別会計予算             │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第五十号  │山梨県介護医療院に関する基準を定める条例中改正の件          │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第五十一号 │平成三十年度山梨県一般会計補正予算第一条第二項歳出中教育厚生委員会関係│     │ │       │                                   │     │ │       │のもの、第二条継続費の補正及び第三条繰越明許費の補正中教育厚生委員会関│     │ │       │                                   │     │ │       │係のもの                               │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第六十号  │平成三十年度山梨県国民健康保険特別会計補正予算            │ 可 決 │ │       │                                   │     │ └───────┴───────────────────────────────────┴─────┘   平成三十一年三月十一日                               教育厚生委員長  桜  本  広  樹     山梨県議会議長  河  西  敏  郎  殿       ───────────────────────────────────────               農 政 産 業 観 光 委 員 会 報 告 書  本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。                記 ┌───────┬───────────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │         件             名           │審査の結果│ ├───────┼───────────────────────────────────┼─────┤ │       │                                   │     │ │ 第 四 号 │山梨県特別会計設置条例中改正の件                   │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第十一号  │山梨県産業技術センター諸収入条例中改正の件              │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第十二号  │山梨県職業訓練に関する基準等を定める条例中改正の件          │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第十九号  │山梨県立職業能力開発校設置及び管理条例等中改正の件          │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第二十号  │山梨県立国際交流センター設置及び管理条例及び山梨県立富士北麓駐車場設置│     │ │       │                                   │     │ │       │及び管理条例中改正の件                        │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第二十一号 │山梨県家畜保健衛生所手数料条例等中改正の件              │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第二十五号 │山梨県公営企業の設置等に関する条例及び山梨県営石和温泉給湯使用料等徴収│     │ │       │                                   │     │ │       │条例中改正の件                            │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第二十六号 │平成三十一年度山梨県一般会計予算第一条第二項歳出中農政産業観光委員会関│     │ │       │                                   │     │ │       │係のもの及び第三条債務負担行為中農政産業観光委員会関係のもの     │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第三十号  │平成三十一年度山梨県中小企業近代化資金特別会計予算          │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第三十四号 │平成三十一年度山梨県商工業振興資金特別会計予算            │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第三十九号 │平成三十一年度山梨県営電気事業会計予算                │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第四十号  │平成三十一年度山梨県営温泉事業会計予算                │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第四十一号 │平成三十一年度山梨県営地域振興事業会計予算              │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第四十二号 │県営土地改良事業施行に伴う市町村負担の件               │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第五十一号 │平成三十年度山梨県一般会計補正予算第一条第二項歳出中農政産業観光委員会│     │ │       │                                   │     │ │       │関係のもの及び第三条繰越明許費の補正中農政産業観光委員会関係のもの  │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第五十三号 │平成三十年度山梨県農業改良資金特別会計補正予算            │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第五十七号 │平成三十年度山梨県商工業振興資金特別会計補正予算           │ 可 決 │ │       │                                   │     │ └───────┴───────────────────────────────────┴─────┘   平成三十一年三月十一日                             農政産業観光委員長  永  井     学     山梨県議会議長  河  西  敏  郎  殿       ───────────────────────────────────────               土 木 森 林 環 境 委 員 会 報 告 書  本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。                記 ┌───────┬───────────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │         件             名           │審査の結果│ ├───────┼───────────────────────────────────┼─────┤ │       │                                   │     │ │ 第 六 号 │山梨県土地収用手数料条例中改正の件                  │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第十三号  │山梨県建築基準法施行条例中改正の件                  │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第十八号  │山梨県森林総合研究所手数料条例及び山梨県立武田の杜保健休養林設置及び管│     │ │       │                                   │     │ │       │理条例中改正の件                           │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第二十二号 │山梨県都市公園条例等中改正の件                    │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第二十六号 │平成三十一年度山梨県一般会計予算第一条第二項歳出中土木森林環境委員会関│     │ │       │                                   │     │ │       │係のもの及び第三条債務負担行為中土木森林環境委員会関係のもの     │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第二十七号 │平成三十一年度山梨県恩賜県有財産特別会計予算             │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第三十五号 │平成三十一年度山梨県林業・木材産業改善資金特別会計予算        │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第三十六号 │平成三十一年度山梨県流域下水道事業特別会計予算            │ 可 決 │ │       │                                   │     │
    │ 第四十三号 │林道事業施行に伴う市町村負担の件                   │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第四十四号 │急傾斜地崩壊対策事業施行に伴う市町村負担の件             │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第四十五号 │流域下水道の維持管理に要する費用の市町村負担の件           │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第四十六号 │流域下水道の維持管理に要する費用の市町村負担の件           │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第四十七号 │流域下水道の維持管理に要する費用の市町村負担の件           │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第四十八号 │流域下水道の維持管理に要する費用の市町村負担の件           │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第五十一号 │平成三十年度山梨県一般会計補正予算第一条第二項歳出中土木森林環境委員会│     │ │       │                                   │     │ │       │関係のもの、第三条繰越明許費の補正中土木森林環境委員会関係のもの及び第│     │ │       │                                   │     │ │       │四条債務負担行為の補正中土木森林環境委員会関係のもの         │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第五十二号 │平成三十年度山梨県恩賜県有財産特別会計補正予算            │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第五十八号 │平成三十年度山梨県流域下水道事業特別会計補正予算           │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第六十一号 │契約締結の件                             │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第六十二号 │訴えの提起の件                            │ 可 決 │ │       │                                   │     │ └───────┴───────────────────────────────────┴─────┘   平成三十一年三月十二日                             土木森林環境委員長  大  柴  邦  彦     山梨県議会議長  河  西  敏  郎  殿       ─────────────────────────────────────── 4 ◯議長河西敏郎君)次に、会議規則第九十二条第一項の規定に基づき、総務委員長から、請願審査の結果について、お手元に配付の請願審査報告書のとおり提出がありました。       ───────────────────────────────────────            総 務 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託された請願は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第九十二条の規定により報告します。                記 ┌───────┬─────────┬────────────┬─────┬──┬───┬──────┐ │       │         │            │     │  │   │処理顛末報告│ │受 理 番 号│  件   名  │  請願者の住所氏名  │審査の結果│意見│送付先│      │ │       │         │            │     │  │   │請求の適否 │ ├───────┼─────────┼────────────┼─────┼──┼───┼──────┤ │       │日米地位協定の抜本│            │     │  │   │      │ │       │         │            │     │  │   │      │ │       │的改定を求める意見│            │     │  │   │      │ │第三十─八号 │         │ (略)        │ 不採択 │  │   │      │ │       │書提出を求めること│            │     │  │   │      │ │       │         │            │     │  │   │      │ │       │について     │            │     │  │   │      │ └───────┴─────────┴────────────┴─────┴──┴───┴──────┘  平成三十一年三月十二日                                 総務委員長  水  岸  富美男    山梨県議会議長  河  西  敏  郎  殿       ─────────────────────────────────────── 5 ◯議長河西敏郎君)次に、知事から、第六十三号議案ないし第六十五号議案、及び同第一号議案ないし同第三号議案について、お手元に配付のとおり提出がありました。       ─────────────────────────────────────── 6 ◯議長河西敏郎君)次に、臼井成夫君外九人から、議第二号議案ないし議第四号議案について、お手元に配付のとおり提出がありました。       ─────────────────────────────────────── 7 ◯議長河西敏郎君)次に、日程第二、知事提出議案、第六十三号議案ないし第六十五号議案を一括して議題といたします。  知事から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。知事、長崎幸太郎君。        (知事 長崎幸太郎君登壇) 8 ◯知事長崎幸太郎君)本日、追加提案いたしました案件につきまして、御説明申し上げます。  まず、山梨県部等設置条例及び山梨県防災会議条例中改正の件についてであります。  オリンピック競技大会及びパラリンピック競技大会の円滑な実施に向けた取り組みを一層推進するため、オリンピック・パラリンピック推進局を設置するとともに、子育て支援に関連する施策を一元的に推進するため、子育て支援局を設置する等の改正を行おうとするものであります。  次に、山梨県副知事の定数条例中改正の件についてであります。  副知事の定数について、現行の二名から一名とする改正を行おうとするものであります。  次に、包括外部監査契約締結の件については、公認会計士、田中佑幸氏と契約を締結するものであります。  何とぞよろしく御審議の上、御議決あらんことをお願い申し上げます。 9 ◯議長河西敏郎君)知事の提案理由の説明が終わりました。  暫時休憩いたします。                                          午後二時三十三分休憩       ───────────────────────────────────────                                          午後二時四十九分再開議 10 ◯議長河西敏郎君)休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第二の議事を継続いたします。  これより、上程議案に対する質疑に入るのでありますが、発言の通告がありませんので、質疑はないものと認めます。  次に、議案の付託について申し上げます。  ただいま議題となっております第六十三号議案ないし第六十五号議案は、お手元に配付の議案付託表(その二)のとおり、総務委員会に付託いたします。       ───────────────────────────────────────   平成三十一年二月定例会             付   託   表(その二)    総務委員会  第六十三号  山梨県部等設置条例及び山梨県防災会議条例中改正の件  第六十四号  山梨県副知事の定数条例中改正の件  第六十五号  包括外部監査契約締結の件       ─────────────────────────────────────── 11 ◯議長河西敏郎君)ただいま付託いたしました議案は、本会議休憩中、第一委員会室において審査をお願いいたします。  この際申し上げます。本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。  暫時休憩いたします。                                          午後二時五十分休憩       ───────────────────────────────────────                                          午後三時二十八分再開議 12 ◯議長河西敏郎君)休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第三、諸般の報告をいたします。  会議規則第七十六条の規定に基づき、総務委員長から、第六十三号議案ないし第六十五号議案にかかわる審査の結果について、お手元に配付の委員会報告書のとおり提出がありました。       ─────────────────────────────────────── 総務委員会報告書  本委員会に付託された事件は、審査の結果左記のとおり決定したので、山梨県議会会議規則第七十六条の規定により報告します。                記 ┌───────┬───────────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │         件             名           │審査の結果│
    ├───────┼───────────────────────────────────┼─────┤ │       │                                   │     │ │ 第六十三号 │山梨県部等設置条例及び山梨県防災会議条例中改正の件          │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第六十四号 │山梨県副知事の定数条例中改正の件                   │ 可 決 │ │       │                                   │     │ │ 第六十五号 │包括外部監査契約締結の件                       │ 可 決 │ │       │                                   │     │ └───────┴───────────────────────────────────┴─────┘   平成三十一年三月十五日                                 総務委員長  水  岸  富美男     山梨県議会議長  河  西  敏  郎  殿       ─────────────────────────────────────── 13 ◯議長河西敏郎君)次に、臼井成夫君外九人から、議第五号議案ついて、お手元に配付のとおり提出がありました。       ─────────────────────────────────────── 14 ◯議長河西敏郎君)次に、日程第四、知事提出議案、第六十三号議案ないし第六十五号議案を一括して議題といたします。  本案に対する委員長の報告は、会議規則第四十条第三項の規定に基づき、委員会報告書を配付いたしましたので、これを省略いたします。  これより、委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯議長河西敏郎君)質疑を打ち切ります。  これより討論に入るのでありますのが、発言の通告がありませんので、討論はないものと認めます。  これより、第六十三号議案ないし第六十五号議案について一括して採決いたします。  本案に対する委員会の報告書は可決であります。  お諮りいたします。本案は、委員会報告書のとおり可決することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 16 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、本案は、委員会報告書のとおり可決することに決定いたしました。       ─────────────────────────────────────── 17 ◯議長河西敏郎君)次に、日程第五、知事提出議案、第一号議案ないし第六十二号議案及び日程第六の請願を一括して議題といたします。  ただいま議題となりました議案及び請願の審査の経過並びに結果について、各委員長から報告を求めます。  まず、総務委員長の報告を求めます。総務委員長、水岸富美男君。        (総務委員長 水岸富美男君登壇) 18 ◯総務委員長水岸富美男君)総務委員会に付託されました議案及び請願の審査の経過並びに結果につきまして、御報告申し上げます。  まず、審査の結果から申し上げますと、お手元に配付の委員会報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  また、請願につきましては、請願審査報告書のとおり、不採択すべきもの一件と決定いたしました。  次に、審査の経過から、主なるものについて、その概要を申し上げます。  まず、第二号議案、山梨県の事務処理の特例に関する条例中改正の件についてであります。  「甲府市が中核市に移行するまで残り一カ月もないが、県からの事務移譲の準備は順調に進んでいるのか」とただしたのに対し、「現在、甲府市において、必要な条例等の整備を進めているところであり、移譲事務を所管する県及び甲府市の各部署間での円滑な事務移譲に向けた準備も順調に進んでいる。なお、事務の引き継ぎに当たっては、事務マニュアル等による引き継ぎ書を使っての説明や、担当する事務のノウハウ、コツもあわせて引き継ぎ、これまでの水準が維持されるよう配慮している」との答弁がありました。  次に、第二十六号議案、平成三十一年度山梨県一般会計予算のうち、まず、パリ・オペラ座エトワール招へい交流事業費補助金についてであります。  「パリ・オペラ座の最高位のダンサーであるエトワールを招聘して、バレエ公演を行うとのことだが、本県で行う公演の目的と、その特徴は何か。また、バレエ公演以外の企画はあるのか」とただしたのに対し、「オリンピックは、スポーツの祭典であると同時に、文化の祭典でもあり、オリンピックの開催県として、文化芸術の振興や地域経済の活性化を図ることが目的である。また、パリ・オペラ座のエトワールが、地場産品である郡内織物を活用した衣装を着用するところが公演の特徴である。この公演により、郡内織物のブランド価値の向上や、国内外への高いPR効果が期待される。バレエ公演以外では、地域との交流として、県内の子供たちを対象に、エトワールによるバレエレッスンやワークショップの開催など、県民と触れ合うことができるような企画を考えている」との答弁がありました。  次に、被災者生活再建支援基金出捐金についてであります。  「被災者生活再建支援制度の具体的な内容は」とただしたのに対し、「この制度は、都道府県と国とで二分の一ずつを負担し、大規模地震等により住宅被害を受けた被災者に対し、住宅の被害程度等に応じ支援金を支給するものである。具体的には、全壊した住宅の場合は、基礎支援金として百万円、さらに、新たに住宅を建築・購入する等の場合は、加算支援金として二百万円が支給され、一世帯当たり最高で三百万円が支給される。この支援金の支給により、住民の生活の再建を支援し、被災地の速やかな復興に資することとしている」との答弁がありました。  以上をもちまして、総務委員長の報告といたします。 19 ◯議長河西敏郎君)総務委員長の報告が終わりました。  次に、教育厚生委員長の報告を求めます。教育厚生委員長、桜本広樹君。        (教育厚生委員長 桜本広樹君登壇) 20 ◯教育厚生委員長桜本広樹君)教育厚生委員会に付託されました議案の審査の経過並びに結果につきまして、御報告申し上げます。  まず、審査の結果から申し上げますと、お手元に配付の委員会報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、審査の経過から、主なるものについて、その概要を申し上げます。  第十号議案、山梨県立育精福祉センター設置及び管理条例中改正の件についてであります。  「育精福祉センターでは、既に成人寮に指定管理者制度を導入しているが、今回、新たに児童部門に指定管理者制度を導入することで、どのような効果が期待できるのか」とただしたのに対し、「入所している子供たちが親亡き後も、生涯にわたって安心して暮らせる環境を整備するためには、相談や居住、就労など、複合的な支援を充実させていく必要がある。また、児童福祉法の改正により、二〇二一年四月以降、十八歳以上の入所者は、障害者施設やグループホーム等に移行しなければならない。このような課題に対応するため、相談支援や居住系サービスなど、多様な支援ができる社会福祉法人等が、児童部門を運営することで、グループホーム等への円滑な移行を初め、一人一人の状況に合わせた、きめ細やかな対応が可能となる」との答弁がありました。  次に、第二十六号議案、平成三十一年度山梨県一般会計予算のうち、保育人材確保・定着促進事業費についてであります。  「本年十月から国が実施する幼児教育の無償化により、保育所等への入所児童が増加するものと思われるが、保育人材の確保について、どのように取り組んでいくのか」とただしたのに対し、「保育士の確保・定着をさらに促進させるため、養成校、保育団体、行政機関等で構成する協議会を新たに設置し、各種事業を実施することとしており、保育所等見学会については、これまで県内養成校の学生を対象に実施してきたが、これに加えて、県外養成校の学生を対象とした見学バスツアーを実施することとした。また、県内保育所等をPRする冊子を作成し、県外養成校で配布するなど、本県の保育環境等のすばらしさを発信し、県外の学生の県内保育所等への就業を促進していく」との答弁がありました。  次に、第五十一号議案、平成三十年度山梨県一般会計補正予算のうち、特別支援学校冷房設備設置費についてであります。  「国の臨時特例交付金を利用し、特別支援学校の特別教室に冷房設備を整備するとのことだが、設置する学校や教室をどのような基準で選定したのか」とただしたのに対し、「選定に際しては、学校からの要望をもとに、体温調節が困難な児童生徒の身体の状況を考慮し、必要と認められるもの。また、国の臨時特例交付金の採択要件や、平成三十一年度中に確実に整備が完了すること等を勘案した」との答弁がありました。  また、「県立高校について整備は行わないのか」とただしたのに対し、「県議会における質疑や、高校生議会での冷房設備の設置要望を受け、昨年実施した学校への要望調査や現地調査をもとに、さらなる冷房設備の整備推進に向け、現在、具体的な検討を行っている」との答弁がありました。  以上をもちまして、教育厚生委員長の報告といたします。 21 ◯議長河西敏郎君)教育厚生委員長の報告が終わりました。  次に、農政産業観光委員長の報告を求めます。農政産業観光委員長、永井学君。        (農政産業観光委員長 永井 学君登壇) 22 ◯農政産業観光委員長(永井 学君)農政産業観光委員会に付託されました議案の審査の経過並びに結果につきまして、御報告申し上げます。  まず、審査の結果から申し上げますと、お手元に配付の委員会報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、審査の経過から、主なるものについて、その概要を申し上げます。  まず、第二十六号議案、平成三十一年度山梨県一般会計予算のわくわく地方生活実現事業費についてであります。  「地域課題解決に取り組む起業者に対し、起業支援金を支給するとのことだが、地域課題とは具体的にどのようなものか。また、支援する起業者は、どのように選定するのか」とただしたのに対し、「地域課題はさまざまあるが、具体的な例としては、子育て支援事業、地域活性化につながる飲食店の経営、まちづくりの推進、買い物弱者の支援、地域交通の支援など、国は幅広い分野の事業を想定している。支援対象者については、四月から五月にかけて起業者を募り、六月中に外部審査委員会の審査を経て選定することとしたい」との答弁がありました。  次に、地球環境問題対策費についてであります。  「温暖化対策として、家庭からの二酸化炭素排出量を測定することで削減に結びつけることを目的とした環境家計簿アプリ『えこメモ』は、大きな柱の一つであるが、加入促進への取り組み状況と、継続して利用してもらう工夫はあるのか」とただしたのに対し、「登録イベントの開催やリーフレットの配布を行い、登録を呼びかけるとともに、広報媒体として県政番組等を活用し周知した。また、取り組みに応じたポイント制度を設け、上位者には図書カード等をプレゼントしている。来年度は教育委員会と連携し、児童等を通して家庭で使ってもらい、省エネや地球温暖化に対する理解を深めてもらうなど、さまざまな機会を捉え、登録と利用を働きかけていく」との答弁がありました。  次に、第五十一号議案、平成三十年度山梨県一般会計補正予算の多文化共生総合相談ワンストップセンター整備費についてであります。  「ワンストップセンターを整備するに至った経緯は何か。また、どこに整備し、どのような内容の整備を行うのか」とただしたのに対し、「新たな在留資格を創設する法律が改正され、本年四月より施行となるため、県においても、在留する外国人が増加することが見込まれるが、現在、在留外国人を対象とした常設の相談窓口がないため、情報提供や相談を多言語で行うワンストップ型の相談窓口を国際交流センター内に整備することとした。整備内容は、相談窓口に必要な備品の購入や電話回線の開設工事、相談スペースの工事の施工などである。ワンストップセンターを整備することにより、在留外国人が地域で生活するために必要な情報の提供や相談体制の充実を図っていきたい」との答弁がありました。  以上をもちまして、農政産業観光委員長の報告といたします。 23 ◯議長河西敏郎君)農政産業観光委員長の報告が終わりました。  次に、土木森林環境委員長の報告を求めます。土木森林環境委員長、大柴邦彦君。        (土木森林環境委員長 大柴邦彦君登壇) 24 ◯土木森林環境委員長大柴邦彦君)土木森林環境委員会に付託されました議案の審査の経過並びに結果につきまして、御報告申し上げます。  まず、審査の結果から申し上げますと、お手元に配付の委員会報告書のとおり、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、審査の経過から、主なるものについて、その概要を申し上げます。  まず、第二十六号議案、平成三十一年度山梨県一般会計予算のうち、おもてなし森林景観創出事業費についてであります。  「本事業は、眺望の支障となる樹木の伐採などにより景観を創出するものであり、観光客の誘客促進につながるものと考えるが、これまでの実施状況はどうなっているのか」とただしたのに対し、「これまでに、昇仙峡や南アルプス市の櫛形山、大月市の雁ヶ腹摺山などで眺望の改善を行っており、平成二十五年度からの六年間で、十七市町村、五十五カ所を実施している。なお、樹木の伐採等は森林環境部で実施し、整備後のPRは観光部が行うなど、連携しながら事業を進めており、今後も、より効果の高い箇所を選定し、事業の実施に努めていきたい」との答弁がありました。  次に、ブロック塀等安全確保対策支援事業費補助金についてであります。  「昨年、大阪府北部地震で発生した、登校中の女子児童がブロック塀の下敷きになり亡くなるという痛ましい事故を受けての事業だと思うが、具体的な補助内容と支援を予定する対象箇所数は、どの程度を想定しているのか」とただしたのに対し、「学校施設内のブロック塀は、緊急点検や措置が既になされているが、通学路や避難路に面している個人の所有するブロック塀等について、防災に強いまちづくりを進めていくため、市町村を通じて補助を行うこととした。補助は、ブロック塀などの安全の点検と改修または除却に対して行われる。なお、安全点検には、県と市町村が四分の一ずつ、また国が二分の一を補助することで、所有者負担は必要とせず、改修費または除却費については、補助対象事業費の上限を三十万円とし、県と市町村が六分の一ずつ、また国が三分の一を補助することで、個人負担は三分の一で済むこととなる。明年度、安全点検は六百四十戸、改修または除却は八十五戸を想定して計上しており、市町村との調整を行い、状況に応じて見直していく」との答弁がありました。  次に、第五十一号議案、平成三十年度山梨県一般会計補正予算のうち、統合一級河川整備事業費についてであります。  「国の防災・減災、国土強靱化対策に伴う補正とのことだが、当該事業で実施する内容は何か。また、今回の補正により、進捗がどのように図られるのか」とただしたのに対し、「河川内の樹木の伐採及び堆積した土砂のしゅんせつなどを行う事業であり、防災・減災の観点から、県単独費により、平成二十九年度の補正に引き続いて、本年度から五カ年計画で実施している。今回の補正により、国からの補助が見込めることとなったことから、二年前倒しして、終了できる見通しとなった」との答弁がありました。  以上をもちまして、土木森林環境委員長の報告といたします。 25 ◯議長河西敏郎君)土木森林環境委員長の報告が終わりました。  これより、各委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) 26 ◯議長河西敏郎君)質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  発言の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、小越智子さんの発言を許します。小越智子さん。        (小越智子君登壇) 27 ◯小越智子君 議案第三号、二十六号、三十八号及び請願三十の八を不採択としたことに反対の討論を行います。  第三号は、職員の残業時間について、国家公務員同様に超過勤務時間原則一カ月四十五時間、一年三百六十時間の上限を設定するものです。  残業時間に上限を設けることは、働き方改革推進ともなりますが、他律的業務の場合は一カ月百時間、一年につき七百二十時間の上限設定となっており、これでは過労死ラインを超えてしまうものであり、反対します。  次に第二十六号、平成三十一年度山梨県一般会計予算は、骨格予算として義務的経費を、現行制度に基づく年間所要額を計上したとしています。前県政の通常経費を踏襲した、県民生活にとって負担が大きい予算となっています。  県独自の学力テストのうち、小学三年、五年をやめたとしても、単元テストを四年生にまで拡大します。全県の児童のデータを県教育委員会に集めるものです。授業改善するなら抽出で十分です。子供にとっても教師にとっても、とても大きな負担を強いることになります。  重度心身障害者医療費助成の窓口無料を廃止したことで始まった貸し付け制度も、制度開始時の一億円から、来年度は五千万円と減少します。これは、制度が浸透したからではなく、貸し付け制度が使いにくいためです。自動償還されなかった方が相当数いるのに、改善しようとしていません。重度心身障害者医療費助成は、窓口無料に復活するべきです。  年度途中の保育園入園は、希望する保育園には入れない場合もあると認めながら、待機児童はゼロだと固持し、保育士確保が重要だとしながら、待機児童はゼロなので、保育士は足りていますと答弁するなど、矛盾しています。子育て支援に本気で取り組もうとしていません。  リニア駅の位置について、再考を経て、周辺整備について早急に見直すとしているにもかかわらず、用地取得事務は凍結することなく、継続したままです。
     次に、第三十八号、山梨県国民健康保険特別会計予算は、市町村からの納付金がふえることになります。  国保加入者は減少し、医療費そのものは減少しているにもかかわらず、後期高齢者支援金や介護支援金が伸びていることに伴い、市町村からの納付金がふえ、笛吹市では一世帯七万円もの国保税が値上がりします。  収入の一割以上が国保税に消えることになり、国保税値上がりにつながるものであり、反対します。  次に、請願第三十の八は、日米地位協定の抜本的改定を求める意見書提出です。  全国知事会は昨年、日米地位協定の抜本的改定を含む「米軍基地負担に関する提言」を全会一致で採択しました。アメリカ軍機による低空飛行訓練について、国の責任で騒音測定器をふやすなど、必要な実態調査を行うとともに、訓練ルートや訓練が行われる時期について、速やかに情報提供を求める、日米地位協定を抜本的に見直し、航空法や環境法令など国内法をアメリカ軍機にも適用させることを求めています。  山梨県でも、北富士演習場でアメリカ軍の演習が行われ、オスプレイの飛行が県内でも目撃されています。全国知事会の総意でもある日米地位協定の抜本的改定を求めることは、山梨県議会として当然のことであり、不採択としたことは、アメリカ軍が山梨県内上空を勝手に飛行できることを認めることにもなります。  請願を不採択としたことに反対します。  以上です。 28 ◯議長河西敏郎君)次に、渡辺英機君の発言を許します。渡辺英機君。        (渡辺英機君登壇) 29 ◯渡辺英機君 私は、第二十六号議案、平成三十一年度山梨県一般会計予算について、原案に賛成の立場から討論を行います。  長崎知事におかれましては、第六十二代知事に就任されて初となる今定例県議会開会日の所信表明において、御自身の決意を力強く述べるとともに、県政推進の具体的な方針として、山梨を幸せにする五つの約束を示されたところであります。  言葉の細部に至るまで、何としても県政を前進させていくという強い覚悟と熱い思いが感じられ、本県の新たなトップリーダーとして、今後の活躍を大いに期待するところであります。  さて、今議会に提出されました平成三十一年度当初予算につきましては、知事選挙が行われたことから、骨格予算として編成されており、新規施策的な事業については、今後、検討を加えた上で、六月以降の補正予算に計上することとされております。  しかしながら、その内容を見ますと、県民生活への影響が生じないよう十分に配慮し、編成されていると認められます。  まず、在宅医療の推進や医療・介護従事者の確保等に向けた地域医療介護総合確保基金事業や、市町村等と連携した児童生徒の学力向上のための取り組みなど、医療、介護、福祉、教育分野を初め、年度当初から県民へサービスを提供する必要がある事業については、的確に予算が計上されています。  また、公共事業費等については、継続的な事業を中心に、前年度当初予算比で、公共事業費は八〇%、県単独公共事業費は七〇%を計上し、年度上半期における十分な事業量が確保されています。  さらに、国の制度により、四月から全国一斉に開始される東京圏からの移住を促進する事業や、災害等から県民の安全を確保するための事業など、速やかに対応すべきものについては、新規性のある事業にあっても、適切に予算計上されており、年度当初から円滑に県政の推進が図られるものと期待されます。  以上、申し上げましたとおり、平成三十一年度当初予算は、当面する県政の課題に的確に対応し、県民福祉のさらなる向上に資するものであると認め、賛成討論といたします。 30 ◯議長河西敏郎君)以上で、討論を打ち切ります。  これより、まず、第三号議案、第五号議案、第十一号議案、第十四号議案ないし第二十七号議案、第三十一号議案、第三十八号議案、及び第四十二号議案ないし第四十九号議案を一括して起立により採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。        (賛成者起立) 31 ◯議長河西敏郎君)起立多数であります。よって、本案は、委員長報告のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第一号議案、第二号議案、第四号議案、第六号議案ないし第十号議案、第十二号議案、第十三号議案、第二十八号議案ないし第三十号議案、第三十二号議案ないし第三十七号議案、第三十九号議案ないし第四十一号議案、及び第五十号議案ないし第六十二号議案を一括して採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。本案は、委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 32 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決することに決定いたしました。  次に、請願第三十の八号を採決いたします。  本請願に対する総務委員長の報告は不採択であります。  お諮りいたします。本請願は、委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。        (賛成者起立) 33 ◯議長河西敏郎君)起立多数であります。よって、本請願は、委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。       ─────────────────────────────────────── 34 ◯議長河西敏郎君)次に、日程第七、知事提出議案、同第一号議案を議題といたします。  知事から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。知事、長崎幸太郎君。        (知事 長崎幸太郎君登壇) 35 ◯知事長崎幸太郎君)山梨県副知事の選任について同意を求めるの件につきまして御説明申し上げます。  副知事、吉原美幸及び柵木環は、平成三十一年三月三十一日をもって退職いたしますので、その後任として、北杜市明野町上手、若林一紀を選任したいので、地方自治法第百六十二条の規定に基づき、県議会の同意をお願いする次第であります。  よろしく御審議をお願いいたします。 36 ◯議長河西敏郎君)知事の提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第三項の規定に基づき、委員会の付託は、これを省略することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 37 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、委員会の付託は、これを省略することに決定いたしました。  これより同第一号議案を採決いたします。  お諮りいたします。本案はこれに同意することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 38 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、本案は、これに同意することに決定いたしました。       ─────────────────────────────────────── 39 ◯議長河西敏郎君)次に、日程第八、知事提出議案、同第二号議案を議題といたします。  知事から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。知事、長崎幸太郎君。        (知事 長崎幸太郎君登壇) 40 ◯知事長崎幸太郎君)山梨県教育委員会教育長の任命について同意を求めるの件につきまして御説明申し上げます。  教育委員会教育長、市川満は、平成三十一年三月三十一日をもって任期満了となりますが、引き続き、西八代郡市川三郷町上野、市川満を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第一項の規定に基づき、県議会の同意をお願いする次第であります。  よろしく御審議をお願いいたします。 41 ◯議長河西敏郎君)知事の提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第三項の規定に基づき、委員会の付託は、これを省略することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 42 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、委員会の付託は、これを省略することに決定いたしました。  これより同第二号議案を採決いたします。  お諮りいたします。本案は、これに同意することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 43 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、本案は、これに同意することに決定いたしました。       ─────────────────────────────────────── 44 ◯議長河西敏郎君)次に、日程第九、知事提出議案、同第三号議案を議題といたします。  知事から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。知事、長崎幸太郎君。        (知事 長崎幸太郎君登壇) 45 ◯知事長崎幸太郎君)山梨県監査委員の選任について同意を求めるの件につきまして御説明申し上げます。  監査委員、佐藤佳臣は、平成三十一年三月三十一日をもって退職いたしますので、その後任として、甲府市上町、小島徹を選任したいので、地方自治法第百九十六条第一項の規定に基づき、県議会の同意をお願いする次第であります。  よろしく御審議をお願いいたします。 46 ◯議長河西敏郎君)知事の提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第三項の規定に基づき、委員会の付託は、これを省略することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 47 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、委員会の付託は、これを省略することに決定いたしました。  これより、同第三号議案について起立により採決いたします。  お諮りいたします。本案は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。        (賛成者起立) 48 ◯議長河西敏郎君)起立多数であります。よって、本案は、これに同意することに決定いたしました。       ─────────────────────────────────────── 49 ◯議長河西敏郎君)次に、日程第十、議員提出議案、議第二号議案を議題といたします。  鈴木幹夫君から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。鈴木幹夫君。        (鈴木幹夫君登壇) 50 ◯鈴木幹夫君 今回、提出いたしました山梨県県産木材利用促進条例につきまして、提案者を代表いたしまして、その提案理由について御説明を申し上げます。  まず、制定の経緯についてであります。  本県は、県土の約八割を森林が占める全国有数の森林県であります。本県の豊かな森林は、木材の生産を初め、県土の保全、水源の涵養、地球温暖化の防止などの多面的機能を有し、我々に多くの恩恵をもたらしてきております。  一方、県内の人工林の多くが本格的な利用期を迎えており、森林資源の循環的利用を確保する観点から、積極的に伐採し、木材の利用を拡大していくことが求められております。  しかし、林業及び木材産業を取り巻く環境は厳しく、状況の推移によっては、適切な森林整備が進まない事態や、森林の有する多面的機能の低下が生じるものと懸念されております。  そのため、県議会では、昨年四月、委員十名からなる山梨県県産木材利用促進条例案作成委員会を設置し、本県の森林などの状況や課題について把握するとともに、県外調査や木材産業関係団体との意見交換会を実施するなど、検討を重ねてきたものであります。  あわせて、パブリックコメントを実施し、広く県民の皆様から御意見を伺った上で条例案を取りまとめ、本日の提案となったものであります。  次に、本条例案の概要について、御説明を申し上げます。  本条例には、県産木材の利用の促進に関し、基本理念を定め、県の責務並びに県民等の役割を明らかにするとともに、県産木材の利用の促進に関する施策の基本となる事項を定めております。  本条例の特徴的な規定といたしましては、まず、第十条「県産木材の安定供給の促進」では、本県が全国有数の森林県であることを踏まえ、ドローンの活用といった木材生産に係る新たな技術の導入の試行、成果の普及等の施策の実施を定めております。  また、第十三条「普及啓発、木育の推進等」では、本県は、杉・ヒノキによる花粉症対策が重要な課題となっていることに鑑み、花粉の発生の少ない品種の研究開発、普及等の施策の実施を定めております。  さらに、第十六条「森林認証の普及」では、持続可能な森林管理等の推進と県産木材の付加価値の向上のため、森林認証制度の普及に必要な措置を講ずることなどを定めております。  終わりに、本条例の制定を契機に、県、市町村、事業者、県民が、県産木材の利用促進に一体となって取り組み、林業及び木材産業の振興による本県の経済の活性化、森林の有する多面的機能の持続的な発揮や、豊かな県民生活の実現に寄与することを心から念願するものであります。  議員各位におかれましては、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 51 ◯議長河西敏郎君)鈴木幹夫君の提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第三項の規定に基づき、委員会の付託は、これを省略することに御異議ありませんか。
           (「異議なし」と呼ぶ者あり) 52 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、委員会の付託は、これを省略することに決定いたしました。  これより、議第二号議案を採決いたします。  お諮りいたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 53 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。       ─────────────────────────────────────── 54 ◯議長河西敏郎君)次に、日程第十一、議員提出議案、議第三号議案を議題といたします。  皆川巖君から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。皆川巖君。        (皆川 巖君登壇) 55 ◯皆川 巖君 今回提出いたしました「地下水に着目した法定外税導入に関する政策提言」につきまして、提案者を代表して、その提案理由を説明いたします。  本県の平成三十年度当初予算の歳入総額に占める県税収入の割合は、二〇・九%で、過去十年を見ても、同程度で推移しております。  また、平成二十九年度決算における自主財源比率は四三・三%で、全国二十九位となっており、歳入の多くを地方交付税や県債などの依存財源に頼らざるを得ない大変厳しい財政状況にあります。  こうした財政状況にある中で、魅力ある地域づくりを推進していくためには、新たな税源を創設し、財政の安定・強化を図ることが必要不可欠であるとの考えのもと、ミネラルウォーター税導入に関する政策提言案作成委員会において、検討を重ね、提言を取りまとめたものであります。  まず、この提言では、導入すべき法定外税については、一般財源として幅広い事業に活用できる法定外普通税を創設するべきとし、本県では、事業活動により、豊かな自然から生み出される地下水が多く採取され、利益が生じている状況に鑑み、地下水の利用に対しての課税を検討するべきとしています。  税の使途については、厳しい財政状況の中で税源を確保するため、一般財源として幅広く使用できる法定外普通税の導入を前提とすることから、地下水の保全・維持に関連する事業を初め、県民、納税義務者の理解が得られる事業に充てるべきとしています。  また、課税対象については、地下水が幅広く利用されている状況にあり、地下水の利用者、利用形態・利用量等に応じた具体的な取り扱いを考慮する必要があることから、課税標準の把握、実際に税を徴する際のコストなど、幅広く専門的な見地から検討し、決定するべきとしています。  さらに、具体的な税の制度設計に当たっては、地下水の利用状況、本県経済の影響などの精査を行い、県民、納税義務者の理解を得ながら進めるべきとしています。  県は、この提言を十分尊重され、法定外税導入に向けた検討を早急に進められますよう要望するものであります。  議員各位におかれましては、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げて、提案理由の説明とさせていただきます。 56 ◯議長河西敏郎君)皆川巖君の提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第三項の規定に基づき、委員会の付託は、これを省略することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 57 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、委員会の付託は、これを省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  発言の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、小越智子さんの発言を許します。小越智子さん。        (小越智子君登壇) 58 ◯小越智子君 議第三号、地下水に着目した法定外税導入に関する政策提言について、反対の討論を行います。  山梨の良質な地下水資源を保全し、後世に引き継いでいく責務が、山梨県には求められます。地下水の保全や維持に要する行政コストの一部を、地下水を減少させる原因者に負担を求めることが、課税の前提であるべきです。  しかし、今回の地下水に着目した法定外税は、行政コストとは何かの説明がされていません。地下水が、長期的には減少の懸念があるとしたならば、その根拠と見通しを示す必要がありますが、科学的な提示がありません。  そもそも地下水の保全というのであれば、課税よりも取水制限が妥当ではありませんか。  今回の法定外税導入の意図は、山梨県の財源確保のために、利益が生じている地下水に注目するというものであり、課税目的が、地下水保全の行政コストとは全く関係なく、利益が上がっているからという理由で税収確保をするということは、課税する根拠が不明確です。  なぜ地下水に着目して法定外税なのかの論拠が、全く成り立ちません。ミネラルウォーター業界を狙い撃ちするのではなく、地下水全体にわたっての課税を、地下水の利用行為を課税するとしても、対象となる業界は多岐にわたり、想定される納税業者からの意見聴取もなく、県の財源確保のためという曖昧な目的で、地下水に課税ありきでの政策提言は、ミネラルウォーター業界はもちろん、産業界全体からの大きな反発を招くものです。  地下水に課税するとなれば、出荷する製品を値上げするかもしれません。地下水で利益を上げている大企業には、各種の軽減策で法人税を減額するのではなく、納めてもらうことが最優先、すぐやるべきことです。  地下水への課税が、地下水の保全ではなく、県の財源確保として、例えばリニア駅周辺などの大型開発のために税収確保が必要となれば、業界や県民は納得するでしょうか。山梨県には財政調整基金が二百三十一億円もあります。さらに、財政難だという理由で、利益を上げている業界に課税するとなれば、次にも課税対象が検討されかねず、産業界、県民に大きな不信となります。  何よりも、課税目的には根拠がなく、業界からの意見聴取もなく、地下水に着目した法定外税導入ありきで、拙速に結論を出したものであり、提言に反対します。 59 ◯議長河西敏郎君)次に、臼井成夫君の発言を許します。臼井成夫君。        (臼井成夫君登壇) 60 ◯臼井成夫君 私は、議第三号議案、地下水に着目した法定外税導入に関する政策提言について、賛成の立場から討論いたします。  本県の財政は大変厳しい状況にあり、平成二十九年度決算における自主財源比率は四三・三%で、全国二十九位となっており、歳入の多くを地方交付税や県債などの依存財源に頼らざるを得ない状況にあります。  本県が小さい県であるからといって、こうした状況を唯々諾々と受け入れるのではなく、常に危機感を持って、自己財源の確保に向けた取り組みに努めなければなりません。  県議会ではこうした思いで、本県固有の一般財源として、幅広く県の施策に使用できる法定外普通税を導入する必要性について、検討を重ね、提言が取りまとめられたところであります。  本県では、工業用水として使用される水の約七八%が地下水とのデータが示すとおり、事業活動における地下水の依存度が極めて高く、その中でもミネラルウォーターの生産量は、都道府県別のトップで、平成二十九年には全国シェアの約四四%を占めているという状況があります。  豊かな自然から生み出される地下水は、将来にわたり守り継いでいかなければならない県民共有の財産です。  その貴重な財産を利用して利益が生じているならば、そこに着目して、応分の税負担をお願いすることは当然であります。  いただいた税は、県民や納税義務者の方々の理解が得られる事業に充て、一般財源として幅広く使用すれば、魅力ある地域づくりの推進のために大いに役立つことになります。  知事及び執行部には、厳しい財政状況の改善に向け、自主財源確保のために知恵を絞り、努力してもらいたいと考えております。  今回の提言は、こうした内容でまとめられており、本県の財政の安定・強化につながるものであることを認め、賛成討論といたします。 61 ◯議長河西敏郎君)以上で、討論を打ち切ります。  これより、議第三号議案を起立により採決いたします。  お諮りいたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        (賛成者起立) 62 ◯議長河西敏郎君)起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。       ─────────────────────────────────────── 63 ◯議長河西敏郎君)次に、日程第十二、議員提出議案、議第四号議案を議題といたします。  浅川力三君から、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。浅川力三君。        (浅川力三君登壇) 64 ◯浅川力三君 今回提出いたしました「幼児教育無償化に伴う国による財源措置等を求める意見書」につきまして、提出者を代表して、その提案理由を御説明いたします。  平成三十年十二月、幼児教育無償化の制度の具体化に向けた方針が示され、三歳から五歳までの全ての子供と、ゼロ歳から二歳までの住民税非課税世帯の子供について、幼稚園や保育所、認定こども園等の利用料を無償化するとともに、幼稚園の預かり保育や認可外保育施設などについて、支援の上限を設けた上で無償化の対象とすることとされました。  子育てを行う家庭の経済的負担の軽減が図られるこの無償化により、新たな保育需要が喚起され、利用希望者の増加が見込まれます。  一方で、利用者の増加により、受け入れ施設や幼稚園教諭・保育士の不足、幼児教育・保育の質の低下が懸念されます。  よって、国においては、幼児教育無償化及び無償化による保育需要の拡大に対応するため、幼児教育無償化に当たっては、地方財政の運営に支障が生じないよう、必要な地方財政措置を確実に実施すること、受け入れ施設の不足や幼児教育・保育の質の低下が生じないよう、施設整備費等に対する財政措置や、さらなる処遇改善、研修の充実等による幅広い幼稚園教諭・保育士の確保・育成など、必要な支援措置を講ずること、受け入れ施設の経営の安定化を図るため、経営基盤が脆弱な私立幼稚園等に対する私立学校運営費補助金制度の充実を図ることを強く要望するものであります。  議員各位には、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 65 ◯議長河西敏郎君)浅川力三君の提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第三項の規定に基づき、委員会の付託は、これを省略することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 66 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、委員会の付託は、これを省略することに決定いたしました。  これより、議第四号議案を採決いたします。  お諮りいたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 67 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。       ─────────────────────────────────────── 68 ◯議長河西敏郎君)次に、日程第十三、議員提出議案、議第五号議案を議題といたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第三十八条第三項の規定に基づき、提出者の説明並びに委員会の付託は、これを省略することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 69 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、提出者の説明並びに委員会の付託は、これを省略することに決定いたしました。  これより、議第五号議案を採決いたします。  お諮りいたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 70 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  重ねてお諮りいたします。ただいま可決いたしました議員提出議案の条項、字句、数字、その他、整理を要するものについて、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 71 ◯議長河西敏郎君)御異議なしと認めます。よって、委任の件は、お諮りしたとおり決定いたしました。  以上で、今定例会に付議されました案件は、全て議了いたしました。  この際、申し上げます。九期の長きにわたり、県議会議員として県政の伸展に御尽力いただいた中村正則君から、挨拶をいたしたい旨の申し出がありましたので、これを受けることといたします。        (中村正則君登壇) 72 ◯中村正則君 今任期をもちまして、県議会議員を退くに当たり、一言、御挨拶を申し上げます。  初めに、今任期で引退される多くの議員がおられる中、私の任期数と年齢を敬い、このような機会を与えてくださいまして、議員並びに議長に感謝申し上げます。  私は昭和五十八年四月、四十一歳で県議会に籍を置いて以来、九期三十有余年、常に百尺竿頭一歩を進めるの言葉にある、先人の足跡に従って学び、修行し、きわめた後は、さらに一歩を踏み出し、新たな境地を開けという禅の教えを信条として、地元の笛吹市、そして県民の皆様のため、懸命に努めてまいりました。  議員在任中を顧みますと、望月県政時代に初めて県議会の場に臨み、先輩議員から議会活動の厳しさを教えられる中、若手議員として誘致に奔走した山梨リニア実験線は、三十年の時を経て、我が国の大動脈となるリニア中央新幹線に生まれ変わろうとしております。  また、「山梨が変われば日本が変わる」のかけ声のもと誕生した天野県政では、幸住県やまなしの建設に尽力するとともに、若彦トンネルや県立博物館の整備に向け、取り組んでまいりました。  さらに横内県政では、県債残高を減らし、財政再建を図る中、米倉山への大規模太陽光発電の誘致や富士山の世界文化遺産など、将来の山梨の発展の芽となる事業を推進してまいりました。  この間、平成五年には、議員各位の御推挙により第九十七代山梨県議会議長を拝命し、豊かな議会運営と議会の活性化を果たすことができました。  こうして振り返ってみますと、改めて、歴代の議員並びに執行部の皆さんの御指導、御協力の大きさを感じ、感謝を申し上げる次第であります。  さて、今、九期にわたる県議会活動の幕を閉じるに当たり、本県の生んだ名宰相である石橋湛山先生の言葉を思い起こしております。  湛山先生は「地方自治体にとって肝要なる点は、住民がその政治の善悪に利害を感ずること緊密に、従ってまたそこに住まっている者ならば、誰でもその政治の可否を判断することが出来、同時にこれに関与し得る機会が多いから、地方自治体の政治は、真に住民自身が、自身で行う政治たるを得る」と述べられております。  私は、この言葉はまさしく地方自治の原点を言いあらわしており、少子高齢化が進展する中、地方行政に多くのことが求められている今こそ、県民の理解を得て、県民とともに将来の山梨をつくっていくことが求められているのではないかと考えております。  そして、本県にとって幸いと思えるのは、私が、これからの山梨を明るい未来に導いてくれる唯一無比の政治家であると確信し、ともに行動してきた長崎幸太郎氏が新知事に就任され、本県のかじ取りを託せることであります。  長崎新知事の初議会で、ともに議場に立ち、最後の挨拶ができますことを政治家として無上の喜びとし、思い出深い県議会議事堂を後にしたいと思います。
     結びに、知事を初め執行部、行政委員の皆さんにも、県政の発展のため、ますます御尽力されることを御期待申し上げますとともに、議員各位が御健勝にて、四月の統一地方選挙を勝ち抜き、再びこの議場に参集され、御活躍されることを心からお祈り申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。  長い間、本当にありがとうございました。(拍手) 73 ◯議長河西敏郎君)この際、申し上げます。知事から、議員の任期最終の議会に当たり、挨拶をいたしたい旨の申し出がありましたので、これを受けることといたします。知事、長崎幸太郎君。        (知事 長崎幸太郎君登壇) 74 ◯知事長崎幸太郎君)二月定例県議会の閉会に当たりまして、一言、御挨拶を申し上げます。  本定例県議会は私にとりまして、知事就任後、初めての議会でございましたが、議員各位の深い御理解と御協力により、ここに提出案件の全てにつきまして、原案のとおり御議決、同意を賜りましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。  また、議員各位から、今後の県政運営について、多くの御助言や激励をいただきましたことに対しまして、あわせて深く感謝申し上げますとともに、いただいた御意見を今後の県政推進に丁寧に反映させてまいる所存であります。  さて、議員各位におかれましては、今議会が任期最終の議会であります。  顧みますと、この四年間は、我が国全体の人口が減少し、少子高齢化が加速する状況において、地域の活力を維持していくことが求められるとともに、全国で大規模な自然災害が頻発する中、防災体制の強化や災害に強い地域づくりなどを迫られた時期でありました。  こうした中、議員各位におかれましては、議会活動に精力的に取り組まれ、山梨県議会の基本理念や議員の責務などを規定した議会基本条例のほか、本日、議決されました県産木材利用促進条例などの議員提案による政策条例の制定、さらには中小企業振興対策や人口減少対策などの政策提言を行われるなど、県民福祉の向上のために多大な御尽力をいただきました。  ここに、その御労苦に対しまして、深甚なる敬意と感謝を表する次第であります。  また、臼井成夫議員、中村正則議員、渡辺英機議員、石井脩徳議員、安本美紀副議長におかれましては、今議会を最後に御勇退されると承っております。  長年にわたりまして、県政推進のために一方ならぬ御貢献を賜りましたことに対し、重ねて感謝申し上げますとともに、今後とも、その高い識見と豊かな経験を生かされまして、県政発展のために御協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。  議員各位におかれましては、今後ますますお忙しい日々を迎えられるわけでありますが、一層、御自愛の上、御発展あらんことを祈念いたしまして、御礼の御挨拶とさせていただきます。  まことにありがとうございました。 75 ◯議長河西敏郎君)知事の挨拶が終わりました。  これをもって、平成三十一年二月山梨県議会定例会を閉会いたします。                                          午後四時三十八分閉会       ─────────────────────────────────────── 76 ◯事務局長(笹本 稔君)平成三十一年二月山梨県議会定例会の閉会に当たり、議長から御挨拶申し上げます。 77        ○議長 河西敏郎君の閉会の挨拶  二月定例県議会の閉会に当たり、一言、挨拶を申し上げます。  去る二月二十六日に開会されました今定例会も、全ての案件を議了し、ここに滞りなく閉会の運びとなりました。  これもひとえに、議会運営に対します各位の協力のたまものと感謝申し上げます。  さて、私ども議員にとりまして任期最終の定例会を終えました。  今任期中を顧みますと、二元代表制の中で県議会のあるべき姿を示す議会基本条例策定に向けた議論をスタートさせ、熱心な議論を得た上で条例を制定、その後、県民生活の向上と地方自治の実現を目指し、不断の努力をしてまいりました。  議会は、知事の単なる追認機関にすぎないという批判に堂々と反論できるよう、また、基本条例の実効性を高めるため、議会改革を緩めることなく、区割りの見直し、政策条例の制定や政策提言、また、開かれた議会の推進などを積極的に行ってきたところであります。  申すまでもなく、議会改革は県民の福祉向上のための手段であって、目的ではありません。改選後も、この取り組みはさらに加速していくはずであります。  さて、先ほど、知事から、任期最終議会に当たっての御挨拶を頂戴いたしましたが、このたび、第六十二代となります長崎県政が誕生いたしました。  アメリカでは、大統領就任後、マスメディアは、百日間程度は大統領の批判を一切控えるというルールがあるようでございますけれども、長崎知事に対する県民の期待は大きく、掲げられたさまざまな公約の方向性を速やかに県民に示されますよう、お願いをいたします。  ところで、今回、知事から御提案いただいた平成三十一年度の当初予算は、義務的経費が中心の骨格予算でありましたが、財務省の主計員であった御経験から、想像する以上に、本県財政が硬直化し、いかに厳しい状態にあるかが、うかがい知れたはずであります。  この際、知事の公約の実現のための予算を確保するため、しっかりと事業の統廃合を徹底し、職員の人員配置についても、戦力の保持のため、聖域をつくらず、見直しを図るべきであります。  また、改革には、必ず反対がつきものであります。何ら臆することなく、強い意思で、みずからを信じ、諸課題に取り組まれることを願うものであります。  こうした中、私どもの任期も終了を間近に控え、いよいよ次期選挙が迫ってまいりました。  議員各位には、今日までの豊かな経験と実績を生かされ、当選の栄誉をかち得て、再びこの議場で切磋琢磨できるよう祈念申し上げる次第であります。  一方、今任期をもって勇退される議員各位に対しましては、惜別の情を禁じ得ないものがあります。  臼井成夫議員、中村正則議員、渡辺英機議員、石井脩徳議員、安本美紀副議長、いずれも長きにわたり、身を粉にし、県議会の屋台骨を支え、県政に影響を与えて続けていただいてきた重鎮の面々に対しまして、深甚なる敬意を表しますとともに、今後とも、健康には十分御留意いただき、社会の師表として引き続き御精励くださいますよう御期待を申し上げます。  結びに、議員並びに知事を初め執行部各位には、ますます御健勝で県政伸展に御尽瘁賜りますよう、お願いを申し上げ、あわせて、議会運営の各般にわたり特段の御協力を賜りましたことを厚くお礼申し上げまして、閉会の挨拶といたします。  まことにありがとうございました。 発言が指定されていません。 Copyright © Yamanashi Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...